プレスリリース

2024年12月5日

スマートスケープ株式会社

代表取締役 吉田  隆


教師データ作成を自動化して工数を大幅削減!

ロボットのAIトレーニングからテスト運用までデジタルツインでコストダウン

Unityプラグイン「realvirtual.io AI Builder」12月5日販売開始


 先進技術を活用したシステムインテグレーション事業を展開するスマートスケープ株式会社 (本社:東京都港区、代表取締役:吉田 隆、以下:スマートスケープ)は、realvirtual GmbH(本社:ドイツ、CEOThomas Strigl、以下:realvirtual)と代理店契約を締結し、realvirtualが開発するUnity(※)プラグイン「realvirtual.io」のオプションライセンス「realvirtual.io AI Builder」を、2024125日(木)より販売開始します。

また、2025122日から東京ビッグサイトで開催されるスマート工場EXPOで、「realvirtual.io AI Builder」のデモを初展示いたします。

Unity:ユニティ・テクノロジーズ社が開発したゲーム開発プラットフォーム

 

realvirtual.io とは 

「realvirtual.io」は、デジタルツインを簡単に作成することができます。シミュレーション、3D HMI、バーチャルコミッショニングの開催を支援するUnityプラグインです。Unityのリアルタイム3Dエンジンをベースに「物理シミュレーション」、「ゲーミングパフォーマンス」を備えており、工場などのロボットや機械のシミュレーションをUnity上で簡単に実現することができ、大幅なコスト削減が可能です。

▶製品紹介ページ: https://www.smartscape.co.jp/top/products/realvirtual-io/

 

realvirtual.io AI Builderとは

Unity上で簡単&スピーディにAIトレーニング可能なrealvirtual.ioのオプションライセンスです。realvirtual.io AI Builderを活用することにより、ロボットなどの実機をセットアップすることなく、デジタルツイン上でAIトレーニングが可能となり、安全性の向上、コスト削減、手戻り防止を期待することができます。

 

ワンクリックで実行可能な3つのステップ

1. 教師データの作成

Unity上に学習させたいCADデータを取り込み、画像データを生成します。約5分で1000枚の画像データを生成できます。

 

2. 学習

生成した画像データをもとに、YOLOYou Only Look Once)モデルを利用してトレーニングを実施します。

トレーニングは約15分で完了し、作成されたトレーニングデータは、様々なプラットフォーム間で交換可能なONNXモデルでエクスポートされます。

3. デジタルツイン上でモデルのテスト

デジタルツイン上でリアルタイムにオブジェクト検出を実行し、精度とパフォーマンスを評価します。

学習したデータをもとに、デジタルツイン上に流れる部品を画像認識により自動的にアノテーションし、サイズごとにカテゴリ分けします。

カテゴリ分けされた部品をロボットがピッキングし、サイズごとに仕分けを行い、学習結果の精度検証を行えます。

*AIトレーニングの実施時間は実行環境の処理能力に依存します

様々なAIトレーニングシナリオに合わせることにより、複雑なシステムを簡単にシミュレーションすることが可能になります。

 

realvirtual.io サポート強化 

スマートスケープは、realvirtual.io のライセンス販売から導入支援、教育サービスまで、しっかりと日本語でサポートいたします。各種サービスの提供、デジタル化をご支援いたします。

      realvirtual.io ライセンスの販売および日本語による教育サービスの提供

      realvirtual.io を活用した各種インタフェースの開発

      デジタルツイン開発、プロジェクト支援等に関するコンサルティングサービスの提供

デモ情報 

スマート工場EXPO

会期:2025122()25()

会場:東京ビッグサイト

URLhttps://www.fiweek.jp/tokyo/ja-jp/about/sfe.html

realvirtual GmbH について

社名  :realvirtual GmbH

CEO  :Thomas Strigl

所在地 :ドイツ ジンスハイム(本社)

URL  :https://realvirtual.io/ja


 

【本件に関するお問い合わせ先】

スマートスケープ株式会社

デジタルエンジニアリング事業部 ビジネス開発部

e-mail: 3dpdf@smart-group.co.jp