プレスリリース
2022年3月17日
スマートスケープ株式会社
代表取締役 吉田 隆
85.6%の人が「過去の見積りが見つからず困ったことがある」
探す方法、58%の人が「記憶が頼り」と回答
製造業の見積取得業務の実態調査を実施
先進技術を活用したシステムインテグレーション事業を展開するスマートスケープ株式会社 (本社:東京都港区、代表取締役:吉田 隆)は、見積依頼、見積取得業務の状況、取得した見積書の管理・蓄積方法について、製造業の調達業務に携わっている人330人を対象にアンケート調査を実施しました。
当社は自社開発の製造業向けツールを販売する中で、見積書の管理や検索方法が属人化し、非効率的になっているという声を多く聞いてきました。本調査ではそのような現在の製造業における見積取得業務の実態、課題を確認することを目的に実施しました。
まず、サプライヤなどから見積書を取得する場合は、88%の人はメールを使って見積依頼や見積取得をしているということがわかりました。また、「メールでの見積依頼、見積取得業務に関して煩雑さを感じますか?」という問いには、73%の人が煩雑と感じていると答え、85.6%の人が「過去の見積が見つからず困ったことがある」と答えています。
また、過去見積を探す方法として一番多かった答えが「記憶を頼りに探す」で58.4%、次に「データベースでキーワード検索して探す」で48.5%、そしてもう一つの方法が「詳しい人に聞く」で37.8%という結果になりました。
次に、「相見積もりをとることが業務ルールになっていますか?」という問いには、74.2%の人が「はい」と回答しており、大半の企業で相見積もりを取ることが分かります。取得した見積りをどのように管理しているかに関しては、「部署で管理している」が59.5%となりました。
取得した見積りの管理方法は、個人で管理するという答えが年代によって大きく異なり、50代の人は35%が個人管理、65%の人が部署管理だったことに対して、20代の人は個人管理と部署管理が半々となり、若い層は個人で情報を管理し共有していない傾向がありました。
今回の調査結果では、データベースで検索する以上に「記憶を頼りに探す」が多く、また「詳しい人に聞く」も4割近くあったことから、毎回、複数の見積りを取得し、部署で管理しているにも関わらず、探すためには個人の記憶にゆだねているか人に聞くことが多いといった結果になりました。検索方法の自由回答の中には、「ファイル(紙)から探す」「キャビネットを探す」など、紙ベースでの管理をしているという回答も見受けられました。
また、「見積業務の生産性を向上させたいと考えていますか?」という問いに関しては、「向上させたい」と回答した人が85%と大半を占め、見積の管理、検索に関して課題を感じている人が多く、生産性の向上を望む人が多いということが結果になっています。
今回のアンケート結果からも、見積取得や見積管理業務はまだまだ“アナログ”なことが多く、特に過去の見積りを探すことに関しては、個人の記憶やスキルなどに頼っている部分が多く、業務の非効率が課題になっていることが分かりました。
当社では、このような課題を解決することを目的に取得した見積書をデジタル化しデータベース化することのできる、見積情報のデータベース化クラウドサービス「QUANTO(クアント)」を2022年1月より提供しています。
「QUANTO」は、過去の見積りを探すときにも、3Dデータを検索元として、形状をキーに類似した部品の過去見積書を探すことが可能です。
キーワードや記憶を頼って探すより、”簡単に” "素早く" "誰でも"探し出せます。デジタル化し、見える化したデータで、見積取得や管理、検索業務の煩雑化を取り除くことができ、効率的なワークフローにより生産性の向上をサポートいたします。
■製品概要
名称: QUANTO(クアント)
価格:月額 98,000円~(税込価格 月額107,800円~)*別途初期費用がかかります。
特典:6ヶ月間の無償トライアル利用(申し込み期限:2022/4/30)
正式利用申し込み時の初期費用無償(申し込み期限:2022/6/30)
キャンペーン申し込みURL:https://www.smartscape.co.jp/service/quanto/trial-form/
<調査概要>
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年3月4日~
調査対象:25歳~ 60 歳の男女
製造業に勤めているかつ過去・現在で調達業務に従事する経営者、会社員330人
【本件に関するお問い合わせ先】
スマートスケープ株式会社
デジタライゼーション事業部 ビジネス開発部
TEL : 03-6455-4484
e-mail: p-sales@smart-group.co.jp