プレスリリース

2021年1月14日

スマート・スケープ株式会社

代表取締役 吉田  隆


点群データを3DPDF/3DHTMLに変換

MO3D(モデルオプティマイザー3D)ベータプログラム提供開始


 先進技術を活用したシステムインテグレーション事業を展開するスマートスケープ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:吉田隆)は、3Dスキャナで撮影した点群データを3DPDF3DHTMLデータに変換できる、『MO3D(モデルオプティマイザースリーディー)』のベータプログラムを2021114日より開始します。

 

 正式版のリリースへ向け、2021114日(木)~312日(金)の間でMO3Dのベータ版を30日間無料で提供致します。

 

■ メッシュに点の色を反映 CADデータとの組合せ 計測も可能

MO3Dは、点群データ変換ツールです。巨大な点群データをMO3Dで読み込み、データをダウンサンプリング、面を貼り付けポリゴンデータを最適化し、3DPDFHTMLに書き出します。

特長は、ポリゴンデータをメッシュ化する際に、点の色を面色に反映できる所です。変換した3DPDF3DHTMLは、計測も可能です。点群データとCADデータを取り込み統合する事も可能です。


■ iPhoneなどで撮った点群データを簡単に3DPDFデータに変換

Apple社の「iPhone 12 Pro」と「iPhone 12 Pro Max」に搭載されたLiDAR(※1スキャナは、簡単に3Dスキャンができると話題になっています。

今回提供するMO3D(モデルオプティマイザー3D)は、iPhoneなどで撮影した点群データを簡単操作で3DPDFデータへの変換を可能にします。また、データは3DPDFに加え3DHTMLでの出力が可能のため、専用ソフトを使うことなくデータの共有が行えます。

MO3D 点群データのインポート「静岡県ポイントクラウドデータベース」掛川城オープンデータ化プロジェクトの点群データ

(※1Light Detection and Rangingの略。

   光を用いたリモートセンシング技術の一つで、パルス状に発光するレーザー照射に対する散乱光を測定し、遠距離にある対象までの距離やその対象の性質を分析します。

■ MO3Dの活用方法

iPhoneの進化やドローン空撮の普及により広範囲の地形や大きな建造物なの3Dデータ化が手軽になり、またその場所の情報(位置関係)を保存することができるため、今後は幅広い業界での3Dデータ活用が進むと予測されます。

例えば、建設現場の点群データを3Dデータに変換することで、今までは現場での確認作業が必要だった場所も机上で確認ができることが増え、工事の進捗を3Dデータで記録することもできます。また、損害保険会社では事故直後の現場を3Dデータで保管し現場の状況確認の共有資料として利用するなど、様々な活用方法が考えられます。

 

 今回のベータプログラムでは、業界、職種を問わずMO3Dを活用したデータをどのような用途に活用できるか、フィードバックに協力いただけるユーザーを募集いたします。フィードバックにご協力いただけたユーザーには、Amazonギフト券300円分を進呈いたします。

*AmazonAmazonギフト券およびそれらのロゴは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。

 

【本件に関するお問い合わせ先】

スマート・スケープ株式会社

プロダクト事業部 デジタルエンジニアリング営業部

TEL : 03-6455-4484

e-mail: p-sales@smart-group.co.jp