プレスリリース

2020年11月5日

スマート・スケープ株式会社

代表取締役 吉田  隆


超低遅延を実現する「5G」の時代 「AR遠隔支援」の市場拡大へ

スマートスケープが取り扱うAR遠隔支援クラウドサービス

 NTTドコモが115()より販売開始


 スマートスケープ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:吉田隆)が提供する、AR遠隔支援サービス『REFLEKT Remote(リフレクトリモート)』を株式会社NTTドコモ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:吉澤和弘、以下ドコモ)が2020115日(木)より5Gパートナーソリューション製品として販売を開始します。

 

今回、ドコモが提供する『REFLEKT Remote』はAR技術とリモートビデオを掛け合わせた、メンテナンス業務に向けに特化したクラウドサービスです。『REFREKT Remote』ではボタン一つで技術者と通信し、スマホやタブレット端末、スマートグラスを通してリアルタイムに技術者からサポートを受けられることを可能にします。

REFLEKT Remote』製品詳細ページ(https://www.smart-xr.net/

 

ドコモ製品紹介ページhttps://www.nttdocomo.co.jp/biz/service/reflekt/index.html


■「5G」が実現する「超低遅延画面転送」でAR遠隔支援市場の拡大へ

近年では海外でのスマートグラスを活用した手術(人工膝関節全置換手術)の成功など、ARを活用した遠隔支援も行われています。しかし、ARの機器メンテナンス活用において、過去に遠隔作業支援を評価された一部の企業では「遅延が指示ミスや作業ミスにつながるリスクがあるので活用は難しい」との声が上がっていました。

ARを活用した遠隔支援は「低遅延」(データ伝送の際に発生する時間の遅れが少ないこと)が重要であり「5G」の浸透と共に市場が拡大することが予想されます。

 

REFLEKT Remote』は、画面の共有・AR書き込み情報がクラウドを経由せずにP2P(※1でやり取りされるため、「5G」による低遅延を最大限生かすことができます

(※1P2P:複数のコンピューター間で通信を行う際のシステム構造のひとつで、対等の者(Peer、ピア)同士が通信をすることを特徴とする通信方式、通信モデル、通信技術の一分野のこと。

■『REFLEKT Remote』について

【技術者から直接指導を受けられる】

 

 REFREKT Remote』は、「音声」「映像」「映像のキャプチャ」「映像への書き込み」を共有することができます。さらにチャットベースでの文字のやり取りも可能なため、必要な情報を文字情報として共有することも可能です。あらゆるコミュニケーションを可能とする『REFREKT Remote』を活用することで、必要なスキルを持つ技術者が現地対応者に対して的確なメンテナンス支援を実現します。


【『REFLEKT Remote』の「ARトラッキング機能」で作業ミスを防止】

 

REFRECT Remote』では、「ARトラッキング機能」も搭載しています。本機能により、現地対応者がスマホやスマートグラスを左右に動かしても、技術者が対象としてマークした箇所をトラッキング(追跡)してくれるため、正確に支持された箇所を把握することが可能となり、作業ミスを防止することができます。

今回のドコモからの販売により、『REFLEKT Remote』の国内販売数を増やし、さらなる製造業の業務課題改善に貢献することを目指しています。

 

スマートスケープは今後もxRAR/VR/MR)の先進技術を活用・応用した次世代ソリューションの提供を行って参ります。

 

【本件に関するお問い合わせ先】

スマート・スケープ株式会社

プロダクト事業部 デジタルエンジニアリング営業部

TEL : 03-6455-4484

e-mail: 3dpdf@smartscape.co.jp