プレスリリース

2020年9月3日

スマート・スケープ株式会社

代表取締役 吉田  隆

 


3D設計データ 外部共有の実態調査>

ノウハウの流出、信頼低下がリスクと感じるも、

「外部と共有しているがルールがない」が37%

10人に1人は「誤送信」を受け取ったことがあるという結果も


 

 先進技術を活用したシステムインテグレーション事業を展開するスマート・スケープ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:吉田隆)は、3D設計データの共有について製造、建設業界で働く会社員111人を対象にアンケート調査を実施しました。

 

まず、外部の人と共有している割合を調査しました。共有している人が47%と半数となり、会社として認めてられていないので共有していない人が25%という結果になりました。現在、業界では3D設計データの使用が増えている状況もあり、今後はさらに外部との共有が必要になると考えられますが、認めていない企業も25%と多く、共有するための整備ができていないことが予想されます。

 

 次に、3D設計データの外部との共有ルールについて聞きました。「明確なルールがある」は58%と半数を超えていますが、ルールがない26%、個人の判断での共有11%と37%はルールがない状態で共有していることがわかりました。

また、共有方法では「メールでの共有」「クラウドストレージ等のデータ授受サービス」が合わせて48%と一般の送受信方法で共有している人が半数あるという結果になっています。一方で、データの誤送信について質問したところ「知り合いから誤送信の話を聞いたことがある」「取引先、自社で誤送信を体験したことがある」と身近に誤送信があったケースが48%となり、「誤送信されたデータを受け取ったことがある」が9%と1割近くの人が実際に誤送信を体験していることがわかりました。

さらに、3D設計データの共有で恐れているリスクを聞いたところ、「ノウハウの流出」「誤送信による会社の信頼低下」という結果になりました。

当社では、3D設計データを安全に保護する2つのソリューションを提供しています。

 PDFの送付前に簡単操作でラベリングをすることで、閲覧可能な期日を設けたり、後からファイルを無効化したり、閲覧パスワードを変更するなど、セキュリティーの遠隔コントロールを可能にするソリューションです。

多様なフォーマットの3DCADデータをサーバ上で一括管理し、ブラウザで共有するソリューションです。ブラウザでの共有は、相手に実データを提供する必要がありません。また、PCだけでなくスマートフォンやタブレットなどのマルチデバイスで閲覧できます。データへのアクセス制御はもちろん、表示したデータの各種計測、分析が可能です。

今回のアンケート結果からも、セキュリティーの重要性は認識していても、安心して共有する仕組みが確立されていない企業があると考えられます。「Security Control for PDF」は、万が一誤送信しても、送信側がデータの管理できるため「誤送信をなかったことに」することができます。

 これからはリモートワークが増え、社外だけでなく社内も遠隔で共有する時代となります。当社は安心して3D設計データの共有ができるソリューションを提供して参ります。


<調査概要>

調査方法:インターネット調査

調査期間:2020814日~21

 

調査対象:20歳~60歳の男女/製造業、建築業に従事する経営者、会社員111


 

【本件に関するお問い合わせ先】

スマート・スケープ株式会社

プロダクト事業部 デジタルエンジニアリング営業部

TEL : 03-6455-4484

e-mail: 3dpdf@smartscape.co.jp