プレスリリース

2020年7月2日

スマート・スケープ株式会社

代表取締役 吉田  隆

 


 CADデータから 削減可能コストを自動で算出

何年間もそのままだった複数の同形部品を一括整理

初回限定、半額で提供 「重複部品アセスメントサービス」 72日販売開始


 

 先進技術を活用したシステムインテグレーション事業を展開するスマート・スケープ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:吉田隆)は、重複している部品のデータ整理と削減可能なコストを具体化できる「重複部品アセスメントサービス」を202072日(木)より提供開始します。

■ 不明確だった重複部品、流用可能部品を顕在化し、削減可能なコストを具体化するサービス 

 「重複部品アセスメントサービス」は、各モデルの形状を基に自動でグループ分けを行うことで、重複部品、流用可能な部品の発見が容易にできる類似形状検索システムSS4Mのグループオプションを活用したサービスです。

 当サービスを活用することによって、重複している部品データを形状から見つけ出し、現状のデータベースを整理することで、重複していることに気付かず新規部品として導入していた部品の管理コストを削減することができます。   

また、その後のメンテナンスとして類似形状検索システムSS4Mを導入した際の「再設計に要する時間削減」「新規部品導入費削減」の具体的なコスト削減金額を算出することができるようになります。

■ SS4Mの導入メリットを明確化。手間をかけずにデータベース整理も可能

 類似形状検索システムSS4Mは、データベース内のモデル群から形状が似ているモデルを探し出すことができ、過去の設計・製造ノウハウを再利用することにより、設計、製造、購買、見積などの業務の生産性を向上させるためのツールです。蓄積された3D CADデータ群から、類似した形状を検索、3Dモデル表示し属性情報などの確認をすることが出来ます。従来、多くの製造業では同じ部品や似た部品の検索を属人的に行っており、他の設計者の設計したものは設計者に聞かなければ分からない等の問題がありました。SS4Mを導入することで流用設計・部品の再利用ができ、高コストの部品の新規作成コストを削減することができます。

 

  しかし、現在自社にどれだけの重複部品、類似部品が存在しているのか、正確に把握している企業は少なく、SS4Mの導入にどれだけのコストメリットがあるのか、明確にするのは困難でした。「重複部品アセスメントサービス」を利用することで、SS4M導入によるコストメリットが明確になり、さらにデータベースの整理を行うことも可能になります。

 今後は「重複部品アセスメントサービス」の開始で、コスト削減の面からの導入メリットも明確に提示できるようになるため、さらなる新規導入企業の増加を見込んでいます。現状は設計段階でのコスト明確化のみとなっていますが、今後は設計以外もメリットの明確化を行えるシステムの提供を予定しています。

【重複部品アセスメントサービスの概要】

  • 重複部品、流用可能な部品の検索でデータベースの整理が可能
  • SS4M導入時の「再設計に要する時間」「新規部品導入費」のコスト削減金額を算出

<価格>初回限定50万円(税別)2回目以降は100万円(税別)

SS4Mの特徴】

◆AI (機械学習)を活用した類似形状検索システム

3DCADファイルから作成した画像から抽出した特徴をテキスト(Visual Word)化して作成したデータベースにより類似形状検索シテムを実現しています。

◆類似形状データベースの自動作成

過去の3DCADファイル群から機械学習に必要な多視点画像をプログラムより自動作成します。3DCAD ファイルを所定のフォルダにコピーする以外、人手は一切必要ありません。

◆10 種類以上の3DCADデータに対応

様々な3D CADファイルから類似形状検索データベースを作成することができます。3DCADファイルさえ準備すればよく、 PDM/PLMCADシステムなどは必要としません。

◆グルーピング機能

各モデルの形状を基に自動でグループ分けが行えます。SS4Mのデータベース内のデータの特徴量を基 にタグ付けを行い、そのまま同一グループとして扱われるようになります。


【ライセンス形態】

 

  • サーバライセンス

 

サーバ上の構築された類似形状検索データベースにネットワーク経由でWebブラウザからログインして利用します。接続端末数に制限はありません。

 

 

【本件に関するお問い合わせ先】

スマート・スケープ株式会社

プロダクト事業部 デジタルエンジニアリング営業部

TEL : 03-6455-4484

e-mail: 3dpdf@smartscape.co.jp