プレスリリース

2020年7月1日

スマート・スケープ株式会社

代表取締役 吉田  隆

 


次世代NoSQLデータベースを提供するAerospike社とコンサルティングパートナー契約を締結

エクサバイト級の大容量データに対応するIoT基盤の構築サービスを提供 


 

 先進技術を活用したシステムインテグレーション事業を展開するスマート・スケープ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:吉田隆)は、このたびAerospike社(本社:米国カリフォルニア州マウンテンビュー、CEO:John Dillon)とコンサルティングパートナー契約を締結しました。

 Aerospikeとともに、工場設備や自動車などのIoT機器から大量に発生するデータをリアルタイムに処理する基盤構築のサービスや、連携するシステム開発の提供を開始します。

エクサバイト級データ容量に対応可能な唯一のソリューション

 工場の高度化はもちろんのこと、自動車の自動運転に関するデータ処理は、エクサバイトに達することが想定されています。Aerospike NoSQLデータベースは、最初のバージョンから今日のデータ爆発を想定し、SSDを最適化利用する設計がなされているため、エクサバイトのシステムも構築が可能となっています。現時点では、このデータ容量をリアルタイム処理できるデータベースは、Aerospikeが唯一の存在と言って過言ではありません。

 

● 低コスト、無停止システムを構築可能

 SSDを利用できることの利点は、大容量データ対応だけではありません。一台のサーバに多くのデータを保持できることに加え、高パフォーマンスであるため、他のNoSQLデータベースに比べ、5分の1から10分の1程度のサーバ台数で同等のシステムを組むことが可能です。そのため、システム全体の費用の大幅な削減となっています。

 スマート・スケープはその顧客基盤である自動車産業、製造業の製造、制御システム関連の開発・運用に長年携わった知見を活かし、次世代のシステム基盤へ移行する顧客の支援をAerospike社と共に提供していきます。

 

● Aerospike社からのエンドースメント

Aerospikeは、本日のコンサルティングパートナー契約締結の発表を歓迎します。

 日本における、次世代IoT基盤構築のお手伝いを推進するコンサルティングパートナーとして、製造業向けシステム開発、運用の知見が多いスマート・スケープ社とご一緒する事になりましたことを非常に嬉しく思っております。弊社ソリューションのIoT技術への活用機会が増えており、インターネット経由で、様々な機器から現場の生きたデータ収集が可能となりました。スマート・スケープ社が、エクサバイトを超えるデータに対し、データを永続化しながらもRAMに迫るほどの高パフォーマンスを発揮する高速な分散KVSであるAerospike NoSQLをご選択いただいたことに感謝しております。

 Aerospikeは、今後も市場のニーズに対応する高信頼・高性能な製品、ソリューションを、アドテク企業、Eコマース、小売業、金融業、通信業、ゲーム企業といった幅広い業界に提供して参ります。

 

John Dillon, CEO

Aerospike Inc.

 

■ Aerospike社について 

 Aerospikeは、どのようなデータ規模にも対応できる、次世代リアルタイムNoSQLデータソリューションを提供するグローバル・リーダー企業です。従来型の他のNoSQLデータベースでは実現不可能であった、極めてシンプルなシステム構成とコストの大幅な削減を実現しました。特許取得のHybrid Memory Architecture™により、最新のハードウエア能力を最大限に活用し、大量のデータから以前では想像もできなかった価値を引き出すことが可能となりました。Aerospikeのデータベースを基盤として、金融業における不正検出、全世界を対象とするデジタル・ペイメントの処理基盤、数百万人のユーザに対するリアルタイムOne-to-One対応といった幅広い分野のシステムを、Airtel、Banca d’Italia、Nielsen、PayPal、Snap、Verizon Media、Wayfairといった世界有数の先端企業の皆様にご利用いただいております。Aerospikeは、米国カリフォルニア州マウンテンビューに本社を置き、全世界にオフィスを有し、全世界のお客様をサポートさせていただいております。

 

【本件に関するお問い合わせ先】

スマート・スケープ株式会社

プロダクト事業部 デジタルエンジニアリング営業部

TEL : 03-6455-4484

e-mail: 3dpdf@smartscape.co.jp