プレスリリース

2020年2月19日

スマート・スケープ株式会社

代表取締役 吉田  隆


3DCADデータの 類似形状 検索 「 SS4M 」の新機能

自動でグループ分け「検索時間」と「部品作成コスト」を削減


先進技術を活用したシステムインテグレーション事業を展開する スマート ・ スケープ 株式会社 本社:東京都港区、代表取締役:吉田 隆 は 、 類似形状データベース S S 4 M のオプション機能として 2020 年 2月 28 日 (金) よりグルーピング機能を追加します。

 

形状が似ているモデルを探し出 せる SS4M に「 グルーピング機能追加 」 で更なる コスト 削減を実現

 類似形状検索システム SS4M は、データベース内のモデル群から形状が似ているモデルを探し出すことができ、過去の設計・製造ノウハウを再利用することにより、設計、製造、購買、見積などの業務の生産性を向上させるためのツールです。蓄積された 3D CAD データ群から、類似した形状を検索、 3D モデル表示し属性情報などの確認をすることが出来ます。

今回オプションとして搭載する 新機能は 、 各モデルの 形状を基に自動でグループ分け が行えるようになります。 SS4M のデータベース 内 のデータ の 特徴量を基 に タグ付けを行い、 そのまま同一グループとして扱われ るようになります。

このグルーピング機能を活用することで検索する元のデータがなくても部品を迅速に容易に探すことができ、さらに類似品をカテゴリーに分けてグルーピングしてくれる為、今まで現場で整理されていなかったデータを整理することで重複部品の発見に人手を割くことが少なくなります。

検索にかかる「時間の削減」、過去設計の部品流用による「新規部品作成コスト削減」に

従来、製造現場では同じ部品や似た部品の検索を属人的に行っており、他の設計者の設計したものは 設計者に 聞 かなければ分からない等、情報の 蓄積がない若手社員は探せな いことが多く、それにより 何個も似たような部品を設計してし まうことや、 ベテラン社員 が確認されることに多くの 時間を使ってしまう等の問題が起きていました。

SS4M を導入することで 部品の流用設計・部品の再利用 ができ、高コストの部品の新規作成コストを削減することができます。また、 類似した形状を参照することによ り、過去の製造ノウハウを活用し工期短縮や品質向上を可能にし、 過去に受注実績のある類似形状部品の加工情報・価格情報を検索することに

より、少ない労力で 迅速に見積提示が出来ます。

 

【SS4Mの特徴】

AI (機械学習)を活用した類似形状検索システム

3DCAD ファイルから作成した画像 から 抽出した特徴をテキスト (Visual 化 して 作成 し たデータベ ー スにより類似形状検索シテムを実現 して います。

■類似形状データベ ー スの自動作成

過去の 3DCAD ファイル群から機械学習に必要な多視点画像をプログラムより自動作成します。 3DCAD ファイルを所定の フ ォ ル ダにコピーする以外 、 人手は一切必要ありません。

■10 種類以上の 3DCAD データに対応

様々な3D CAD ファイルから類似形状検索データベ ー スを作成することができま す 。 3DCAD ファイルさえ準備すればよく 、 PDM/PLM 、 CAD シ ステムなどは必要としません。

 

【ライセンス形態】

<サーバライセンス>

サーバ上の構築された類似形状検索データベースにネットワーク経由でWeb ブラウザからログインして利用します。接続端末数に制限はありません。

 

【本件に関するお問い合わせ先】

スマート・スケープ株式会社

プロダクト事業部 デジタルエンジニアリング営業部

TEL : 03-6455-4484

e-mail: 3dpdf@smartscape.co.jp